深沢俊太郎

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Shuntaro Fukasawa
新中国いろはたとえ歌留多


「新・新中国いろはたとえ歌留多」
(連載/月二回/毎月10日と24日更新)
No.31 2006年5月24日
新中国いろはたとえ歌留多:連載No.31
 商人(ビジネスマン)は、なにはさておき、健康体でなくてはいけません。健康体を維持持続させるべく努力、注意を怠ってはなりません。常日頃から養生することが肝要です。"健康な者には、五分の利あり"、"健康は、一生の宝"、"健康は、金では買えぬ"など、あの健康第一の句をもじって、ここでは『謙虚第一』としてみました。自慢話は、鼻持ちならず、聞いていて、面白くないものなのに、こと、人の失敗談は、時に、面と向かって、笑えはしないまでも、正直、実に、愉快なものです。中国人との会話では、己の自慢話は抜きにして、キョクリョク、失敗談を多く取り入れるほうがウケる、し、周りが、なごむように、思います。あなたが、どんなに自信を持っていたとしても、自慢話は、やはりクサイ。中国人の前では、控えた方が、よいでしょう。上には上が、いるもの、あるもの、だからです。中国との商いでは、身のほどを知り、お調子に乗らぬこと、を、肝に銘じておきましょう。ただ、この謙虚さを"遠慮"と、取り違えてはなりません。歯に衣(きぬ)着せぬモノ謂いが大切なのは、云うまでもありません。
《低(ディ) ?(トウ) 是(シィ) ?(ジィエン) ?(シィ)》
「頭を低くすることはひとつの見識である」

《天(ティエン) 不(ブ) 言(ユエン) 自(ヅ) 高(ガオ),地(ディ) 不(ブ) 言(ユエン) 自(ヅ) 厚(ホウ)》
「天は自ら高いとは言わぬ、地は自ら厚いとは言わぬ」

《得(デー) 便(ピエン) 宜(イ) ?(チュ),不(ブゥ) 可(クー) 再(ザイ) 去(チュイ)》
「うまい話のところへは二度目は行くな」

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